その言葉と一緒に差し出された小さな箱。
そこには私の誕生石をあしらった指輪が入っていた。
う、うそでしょう…。
展開についていけない…!
八木橋くんが、私のことを高校の時から好きだったって?
そんな馬鹿な。
だって八木橋くんは学校のモテ男ナンバーワンだったのよ?
それに引き替え私は地味で大人しいグループだったし。
八木橋くんとなんて天と地の差もあったのに。
あの頃から私を見てただなんて…。
そんなの信じられるわけ、ない…。
だ、だいたい!
リンも八木橋くんも、何で私みたいなブスな女なんか…!!
周りに綺麗で素敵な人、たくさんいるのに!


