そろそろ昼休みが終わりそうだったので教室に戻る事にした。

屋上に居たのがバレない様に辺りを見回しながら4階部分に戻る。


「じゃあ私、先行くね」

「うん」


ここからは1人ずつバラバラに戻る事にした。

さっきまでの様子じゃ、一緒に歩いてるだけで何言われるかわかんないもん。

しかも噂は校内中を巡っている。

どこで誰が見てるかわからないし。

午後になっても相変わらず、教室の空気に変化はなかった。

でも、私はもうなんとも思わなくなっていた。

さっきはあんなに嫌だったのになぁ。

気持ち次第でどうにでもなる!!


メンドクサクナイ
メンドクサクナイ


心の中で言ってたら呪文みたいで、少しおかしくなった。