おかげで目が覚めてしまった 「着替えるから出てってほしいな」 「やだ」 やだって…… 「ほら、飴あげるから」 机の上にあった飴を涼介に渡すと、以外にあっさりと受け取った 「ありがと、じゃあ一旦自分の部屋帰るね!」 「あいよ」 さて、着替えるか……ん? 「涼介えぇぇぇぇぇぇぇぇえ! 私の制服返せえぇぇぇぇえ!」 勿論この叫び声で家族が起きてしまったのは言うまでもない