「まぁ、いつもの事なんだけど、2泊3日よろしく。」 その間、圭は私の家に泊まる事になっている。 …仮にも、年頃の男の子と女の子を、ひとつ屋根の下に残して行く? まぁ、それくらい圭が信用されているのと、私が圭にとって、そういう対象じゃないからなんだろうな。 …我ながら悲しい話だけれど。 「…朝の話って、それだけ?」 「うん、まぁ。 だから、夕飯の買い物するために帰りにスーパー寄るから、食べたいもの考えとけ、って言った」