「あっ……!」 「……っ…水樹…」 戸田さんがあたしの中に入ってくる。 やっぱりこの感覚は慣れない。 この意識が無くなりそうになる感覚は…。 「……ん……っ…」 ギシッと断続的に軋むベッド。 熱い戸田さんの熱。 あたしを抱き締める力強い腕。 熱くて、甘い戸田さんの愛撫に自然と涙が溢れる。 「……っ…戸田さ…」 あたしは薄れゆく意識の中、戸田さんの名前を呼んだ。