「あ〜、超いい匂い」 お風呂から戻ってきた日向は、ソファーに寝っ転がった。 「はい、できたよ〜」 「やったっ」 そんな日向の前のテーブルに出来上がったシチューを置くと、白い歯を見せてニコリと笑う。 か、かわいい……/// 「「いただきまーす」」 日向は湯気が立っているシチューを、スプーンですくって口にいれる。 「………おいし?」 恐る恐る聞くと………。 「超うまい! 奈央の手料理大好き♪」 と笑顔で言ってくれて。 あたしも、少し冷ましてからシチューを口にいれた。