「今井、これ三番テーブル」 「……………」 「今井?……おーい」 「………っ!! す、すいません店長っ!!」 「………俺、店長じゃねぇけど」 「あれ、煌星?」 目の前には、ハンバーグプレートを持って小首を傾げる煌星。 どうやらあたしはボーッとしていたらしい。 「ご、ごめん。何番テーブル?」 「三番」 「わかった」 苦笑いを浮かべて、料理を運ぶ。その間、しばらく煌星の視線を感じていた。