「あたしがやればできる子だって、分かってくれたかな」
「いや、それもなんか違うでしょ」
「え〜」
唇を尖らせながら。あたしも更衣室のロッカーを開ける。
「ていうか、奈央」
「ん?」
「煌星と仲良くなったの?今日、休憩時間に話してたけど」
不思議そうに首をかしげながら、真希はあたしに聞いた。
「いや、仲良くなったってわけではないんだけど………。真希の思ってるより、怖い人ではないよ」
「ふーん………」
「今度話してみれば?」
「んー、ヒマだったら」
「ヒマだったらって……」
「だって、早くバイト代貯めてあそこのお店のバッグほしいんだもん!!」
そう、最初にあたしたちがバイトを始めることになったのは、真希がバッグを欲しいと言ったのがきっかけ。
「いや、それもなんか違うでしょ」
「え〜」
唇を尖らせながら。あたしも更衣室のロッカーを開ける。
「ていうか、奈央」
「ん?」
「煌星と仲良くなったの?今日、休憩時間に話してたけど」
不思議そうに首をかしげながら、真希はあたしに聞いた。
「いや、仲良くなったってわけではないんだけど………。真希の思ってるより、怖い人ではないよ」
「ふーん………」
「今度話してみれば?」
「んー、ヒマだったら」
「ヒマだったらって……」
「だって、早くバイト代貯めてあそこのお店のバッグほしいんだもん!!」
そう、最初にあたしたちがバイトを始めることになったのは、真希がバッグを欲しいと言ったのがきっかけ。


