俺はふと、 空をみる。 流れる雲 浮かぶ太陽 人間の欲望で満ちている世界。 身勝手 ワガママ そんな人間が気づいてないだけで どんなモノにも“ココロ”はある。 「おいタクヤー!」 《タクヤ!》 ライとユウが呼んでいる。 俺は走り出した。 ――…こんな、身勝手な世界でも守りたい。 それは 温かさを手にするために―…。 END