―――――…



「タクヤー!走れー!」

《タクヤ、イソイデ!》



「あー!てめぇらウルセー!」



遅刻しそうな俺に
ライとユウは慌ててる。



別に俺は不良なんだし
遅刻ぐらい、どーでもいいのに。





「タクヤ、歩くなよ!儂が怒られるだろう!」


「俺以外に姿が見えてねぇ奴がなにをぬかす。」