俺はじっと公園を見ていたので
それを疑問に思ったライが


「タクヤー。どうかしたのか?」

と、言ってきたので


「……いや、なんでもねぇ。」


と、答えておいた。




そして、学校へと歩み始めた。




「……うっ……ひっく…。」



微かな泣き声に
気づくことなく。