千歳・Side 頭がくらくらする……。 「……はぁ……。」 ダルい……。 今やっと家に着いたけれど上手く歩けない。 「今粥作ってやる。寝巻に着替えてるの手伝うから待ってろよ?」 ブレザーを脱いで、カツラとメガネを外し、カッコいい勝美になった。 「うん……。」 こんな人があたしを好きだなんて……まだ夢みたい… はぁ……それにしても頭が痛い…。 着替えるのは後でにしよう…… 今はベッドに直行………