そこには生々しい血の跡があった。 「うっ…」 吐きそうになる口を抑えてこらえる。 「お疲れ様ですッ!!」 声をかけてきたのは現場検証をしていた松田先輩と仲のいい藤田くんだった。 藤田くんとは同期で前の現場から仲良くなっていた。 「おぉ藤田か。飛び降りた所はどこなんだ?」 「あそこです」 そういうと藤田くんは学校の3階を指差した。 「あそこに例のあれがかいてありました」 例のあれとはきっと"7歳の殺人鬼"のことだろう。 あまり周りに知られてはいけないこととかはあれなどという。