……そりゃ、見るわな。 初めてアキと外を歩いたけど、雑踏の中だとよけいに美貌が光る。 もしや周りから見れば、今あたしはアキの彼女なんだろうか。 「全然似合わねぇ」とか、こっそり笑われてんだろうなぁ―― 「え~、似合わな~い」 ――うおっ。いきなりかい! と焦ったらそうじゃなくて、近くのショップから聞こえてきた女の子の声だった。 「カヨちゃんはこっちの方が似合うよ~」 「ホント? じゃ、やっぱそれにしよっかな~」 あ……、とあたしは足を止めた。