呆気にとられていると、クレンジングをしみこませたコットンで顔を拭かれ、その冷たさに「はひんっ」と変な声が出た。 「あはは、ごめん、ビックリした?」 「だ、大丈夫です……」 「じゃあ、いくわよ~」 アキそっくりの二重の瞳が、キラリンと光る。 それはそれは、楽しそうな様子で。 「泉穂ちゃんは顔立ちがキレイだし、背が高くてスラッとしてるでしょ? だから、ちょっと大人っぽい感じも似合うと思うの」 ヘアメイクを施しながら、そんなことを言うアキママ。