誰……? てゆうか なんてキレイな子なんだろう。 “ビモクシュウレイ”って、あぁいうのを言うんだきっと。 顔のパーツ全部、怖いくらい整ってて。 ちょっとでも手荒に扱えば、すべて壊れちゃうんじゃないかってくらい繊細で。 ……何、見てんのかな。 あたしは彼の視線を追って、傘をさしたまま体ごと後ろをふり返ってみた。 「……うわ…」