あれは、リコちゃんのために調べてたんだと思っていた。 でも、本当はあたしのために――…? 「なんで……っ?」 あたしはアキを見上げてたずねた。 「アキ、前にあたしがネックレス大事にしてたら、迷惑そうな顔したじゃん……っ」 「え?」 「映画に行った日だよ……!」 「あぁ……うん」 思い出したのか、バツが悪そうに首のうしろを掻く。