アキ……。 この人たちの存在があったから、今のアキがいるんだね。 ……こんなこと思うのは、変かもしれないけど。 アキの青春が、なぜか今あたしも愛しい。 アキの大切な人たちを、あたしも大切だと感じる。 そのとき、アキの視線がこちらを向いた。 そしてあたしに気づき、驚いた顔をすると、みんなに「ちょっとゴメン」というジェスチャーをしてから駆け寄って来る。