……ここが、アキの通っていた高校。 恋をして、仲間と遊んで。 青春のすべてが詰まった、思い出の…… そんな場所に今、自分が立っていることが不思議だった。 だけどなぜか運命に導かれたような気もした。 羽のような雪が一片、まつげの先に舞い落ちる。 そして頬にも、おでこにも、唇にも――… 「――うわぁ、雪じゃん」