「好きなヤツらを応援して、何かわりぃかよ」 フロントガラスの向こうを、にらむように見つめる桃。 その横顔は頑なで、怒っているようにも見える。 あたしはポカンとしてしまった。 「えっと、じゃあ、あたしのことは恋愛の意味で好きって言ったんじゃ、ないってこと?」 「だぁぁーーーっ。それをお前の口から聞くか普通!!」 「ごっ、ごめん」 「好きだっつーの!! 残念ながら恋愛の意味で!!」 「えっ……」