「ありがとっ……ありがとうエロ沢くんっ!」 「へっ!? エロさわ!?」 「あたし、がんばってくるね!」 「……ん、あぁ、がんばれイズちゃん!」 車が走り出すと、 「6時間くらいかかるから、寝といていいぞ」 桃は前だけ見て運転しながら、そう言った。 「……」 寝られるわけがない。 桃、なんで……? あたしに協力してくれる立場じゃないはずなのに。