「まわりの機嫌とるのに必死で、作り笑いがミエミエでさ~。 人とぶつかる勇気もないくせに、勝手に被害者ヅラしてんなって感じ。 そういうとこマジでウザいよね。 だからあたしにイジメられるんだよ」 「って自分で言うんだ……」 まりえのツッコミもどこ吹く風。モカはあたしと向き合うと、クイッと高飛車にあごを上げた。 「プリンスたちに出逢ってちょっとは変わったように見えたけど、やっぱヘタレのままだったね」 「モカ……」