アキは中腰になり、胸のあたりを押さえて何度か激しく呼吸をしたかと思うと。 突然、力をふりしぼるように顔を上げた。 「……ケガは……っ!?」 「え?」 「大丈夫か…っ!? アイツらに何もされなかったかっ!?」 両側からあたしの肩をつかんで、必死の顔つきで問いかけてくるアキ。 その勢いに驚きながらも、小さくうなずいた、次の瞬間。