リビングの床で這いつくばる、かぐやちゃん。 取り囲んで立つ3人の男。 「……何してんのっ!! 離れろよっ!!」 あたしは先輩たちをかき分けた。 「大丈夫っ!? どこもケガしてない!?」 顔をのぞきこんでたずねると、かぐやちゃんは涙でグシャグシャのまま何度もうなずく。 「つーかこの女、なんで来たんだ?」 「モカがチクったんじゃね? さっき見られたし」 「あーそっか。アイツもつまんねー女になったな~」