お隣さま ~放課後のアイツと恋の距離~



「えっ」



その日付に思わず反応してしまったあたしを、先輩が不思議そうに見た。



「どうかした?」


「あっ……いえ、何も」



うわー、会話に入っちゃったじゃん、あたしのアホ!


焦るあたしに先輩は、気さくな笑顔を向けてくれて。



「よかったら君も来てよ」



……えぇっ!?



「人数多い方が親父も喜ぶし」


「でも……」