「アキ明日、神奈川に行くらしいんだよね。女の子の誕生日なんだって。アイツも隅におけないよね~」 言いながら、あたしは立ち上がった。 「じゃ、かぐやちゃんも来なさそうだし、あたし帰るね。バイバーイ」 学食を出たあたしは、早足で校舎の間を突き進んだ。 ……胸が、きしむ。 みんなの前で笑えば笑うほど。 でも、傷ついた顔なんかできるわけがない――