【泉穂ちゃん、こんにちは~! 大みそかのこと、そろそろ考えてくれたかな?】 「……」 今年も残り、あと3日。 お母さんたちと商店街に買い出しに来ていたあたしは、人ごみを歩きながら携帯と睨めっこした。 メールは、ニーナ先輩から。 大みそかの夜に年越しパーティーをするらしく、「一緒にどう?」って誘われていたんだ。 「……どうしよっかなぁ」 「あっ、アキちゃんだ!」 突然、隣で弟のノゾムが叫んだ。