「ね、他の人たちのことも教えてよ」 「……あぁ」 穏やかに微笑んだアキが、人差し指を月島さんの左隣に移動させる。 この中で一番背が高い男の人。 一見チャラチャラしてそうな、だけど人のよさそうな笑顔。 「これは、シン。 すげぇ女好きで、いつも調子いいことばっか言っててさ。 ……でもホントは、誰よりもまわりを気にかけてるんだ。 情に厚くて、頼りがいのあるヤツだった」 いとおしそうに、アキはゆっくりと言葉を紡いでいく。