「女の子が欲しがるプレゼントなんて、聞かなくてもアクセサリーが鉄板だよ、うん」 言いながら、あたしは無意識に胸元のネックレスに触れていた。 これはあたし自身で買ったものだけど、選んでくれたのはアキ。 文化祭の前日になくしたときは、アキが夜中まで探してくれた。 宝物なんだ……。 そのとき、ふいにアキが立ち止まった。 そして、ネックレスに触れるあたしを困ったような目で見る。 「あ……っ」 あたしはサッと手を離した。