――――――― ――――― ――― 「心臓病?」 イスの上であぐらをかいた桃は、少し声を大きくして聞き返した。 「ってそれ、いつから」 「あー……生まれつき?」 他人事のように答えたアキに、「そっか」とうなずく桃。 「でもアッキー、そんなそぶり全然見せなかったじゃねぇか」 「いちいち言うことでもねーし」 「まぁ、アッキーが言いたくないなら言わなくていいと思うけどよ。 でももし、まわりの反応が変わるのが嫌で黙ってたんなら、俺らにその必要はねぇぞ?」