「そんな嫌がらないでよ、アッキー。たまには俺らオニ高生で、ゆっくり語らうのもいいんじゃないと思ってね」 エロ沢くんはアキの背中をそっと押し、部屋の奥へと誘導する。 「で、それがなんでこんな場所なわけ」 「まぁまぁ。そう言わず、この景色を見てみなよ」 エロ沢くんが指さした窓のむこうには、夜の海が広がっていた。 ぽつぽつと浮かぶ小舟の灯り。 遠くの岬でまわる灯台の光。 黄色い満月が、幻想的にゆらめいて見える。