「……何て書いてたの?」 聞いていいのか迷ったけど。 言いたくなければ、きっとアキは言わないだろうし。 もし言って楽になることなら、話してほしいと思った。 「ん。いい知らせだったよ」 穏やかな声でそう言って、アキは便箋を封筒にしまう。 「ずっと連絡とれなくなってたツレが、東京にいることがわかったって。会ってきたんだってさ」 それって……。 あたしはニーナ先輩のイトコから聞いた話を思い出した。