「カフェを壊したのも……モカのことを好きな男の子にやらせて、泉穂のせいに見せかけたの。 モカは前から川崎さんをイジめてて、でも泉穂が川崎さんの味方をしたから……」 ノッコの目から、ぼろっと大粒の涙がこぼれた。 「ごめん、泉穂……。あたし知ってたのに、モカが怖くて何も言えなかった」 ノッコ……。 「え、じゃああたし達、モカに乗せられてたってこと?」 「ウソだろ。俺らみんな、モカちゃんのコマかよ」 さっきまであたしに向けられていた非難の視線が、モカたちの方に移っていく。