校庭で争うあたしたちに、辺りは騒然となる。 野次馬の視線と嘲笑。 騒ぎを聞きつけて他のクラスメイトも集まって来た。 「モカちゃん、大丈夫っ? 何があったの?」 「わかんない、泉穂がいきなり……っ」 「とぼけんなよ、モカ!!」 負けじと噛みつくあたしに、モカの取り巻きたちが非難を飛ばしてくる。 地面にひざをついた状態で上から罵声を浴びせられ、あたしは悔しさに身を震わせた。