「おい!! 離せよ!!」 追いかけてきたクラスの男子が、モカからあたしを引き離す。 勢い余ってあたしの体は地面に叩きつけられた。 鮮血がにじむ膝。 だけどあたしはキッとモカを見上げ、言葉を続けた。 「あたしのことがムカつくなら堂々とそう言えばいいじゃん! 関係ない人たち巻き込んで、くだらない嫌がらせ考えてんじゃねーよ!」 「な、何のこと言って……」 「いいかげんな気持ちでアキに近づかないで!!」