あたしも着替えを持って出て行こうとしたとき、ふと異変に気付いた。 ……おかしいな。 財布がない。 バッグに入れてたはずなのに。 「――クスッ」 背後の笑い声にふり向くと、モカとまりえが陰険な笑みを浮かべていた。 アイツら……っ。 「いいかげんにしてよっ!」 思わずカッとしてモカの腕をつかむと 「キャァッ」 高い悲鳴が上がった。