「プリンスがいるからって調子こいてんだよ、アイツ。何とかしなきゃ」 ……モカの声だ。 てことは、一緒にいるのはまりえとノッコか。 「そうだ! ノッコ。文化祭の告白ステージで、あの赤毛の人に告白しなよ」 「えっ!?」 ノッコが驚愕の声をあげる。 あたしも思わず叫びそうなって、手のひらで口をおさえた。 「告白……?」 「プリンスはガードが固すぎて無理だろうし。だから周りから落としてくの。ね?」