お隣さま ~放課後のアイツと恋の距離~



……今話してくれた思い出の中に、リコちゃんは入ってたのかな。


彼女とアキが同じ学校だったかどうかすら、あたしは知らないけど。


でもアキの表情から、なんとなく彼女の存在が見えたんだ。



ううん、それだけじゃない。


その頃のアキを取り巻いていた、たくさんの人の存在が。


アキが心を置いてきた、過去の仲間たちが。



「……じゃあさ」



するりと言葉があふれて落ちた。



「今年は、あたしらの文化祭においでよ」


「え?」