「やたら本格的なオバケ屋敷とか、手作りの変な人形売ったりとか」 「うん」 「男連中は乱闘騒ぎが恒例で、毎年必ずケガ人が出てた」 「あははっ。それヤだなぁ」 「あと、学祭で付き合ったヤツらもいた」 「……へぇ」 “付き合う”という言葉に、あたしは少し反応してしまった。 話はそこで途切れ、再び釘を打つ音と、まわりの雑音があたしたちの間を満たした。