お隣さま ~放課後のアイツと恋の距離~



「え……」


もしかして。

手伝ってくれる……とか?



「おぉぉアッキー、男前じゃねーか。よっしゃあ」



目を輝かせた桃が、突然どこかに電話をかけ始めた。



「あ、俺俺。お前ら、今すぐ1階の2-E集合」



……はいっ??






そして、10分後。



「おーい、画鋲足りねーぞ」

「うわっ、ペンキはみ出たじゃん」

「誰かー、これ支えてくれー」

「ほいよー」