お隣さま ~放課後のアイツと恋の距離~



「ぷっ。唇、超震えてるし」



口をへの字にして泣くあたしを、おもしろそうに笑うアキ。


そして、突然。


アキはこちらへと手を伸ばしたかと思うと

あたしの唇をムギューっとつまんだ。



「アヒル」


「……っ」




ただの他愛ない冗談なのに。



あたしの顔面はまたたく間に茹であがった。