「……」 アキはガーデニングがめずらしいのか、ジロジロとこちらを見てくる。 見つめるなよぉ……。 あたしはどんな顔をすればいいのかわかんなくて、意味もなくスコップでぺたぺたと土を叩いていた。 「何してんの、それ」 「……早く芽が出ますようにっていう、おまじない」 「あ」 突然ひらめいたように、アキが言う。 「おまじないなら、アレの方がいいんじゃね?」