頬がどんどん濡れていく。 あたしが泣くとこじゃないのに。 でも止まらない。 あふれだした熱い気持ちが止まらない。 アキは今、あたしの目の前にいて。 あたしとしゃべってて。 あたしんちの隣に住んでて。 笑って。食べて。歩いて。寝て。 今、ここで生きてるから……。 「……ははっ…」 小さく笑い、アキは白い手をそっとあたしへと伸ばした。 「なんでお前が泣くの」 わかんないよ。 ……ううん。 ホントはもう、わかってるよ。