あたしの戸惑いを飲みこむように、アキが苦笑まじりにつぶやいた。 「だから言っただろ? 男の裸なんか見てもイイモンないって」 「……っ」 なんで、笑うの。 なんで、そんなぎこちない顔で。 「アキ……それって」 「……」 「手術のあと、だよね……?」 「……」 いつのモノなのかは、わからない。 だけどハッキリと残る傷あと。 白く薄い胸に走る……まるで、花が落ちたバラの茎のような。