とっさの行動だった。 条件反射だった。 あたしの右手が、カーテンをつかんだ。 シャアァァーー!と小気味いい音を響かせて、カーテンが窓の端へと集まっていく。 その向こうはもちろん窓で。 四角く切り取られた外界に、もうひとつの四角が現れて。 お隣サマ。 向かいの窓。 そこに、当然アキがいた。 着替え途中の下着姿のあたしと、目が合った。