お隣さま ~放課後のアイツと恋の距離~



眠気のせいもあって、あたしはだいぶ気がゆるんでいた。


制服を脱ぎ、Tシャツを頭から被ろうとした、そのとき。


むにゅっ……


と生温かい感触を足の裏に感じ、仰天した。



「うわっ、グリコ!?」



愛猫のグリコを踏みかけたあたしは、とっさに足を上げ、その拍子にバランスを崩す。


ト、ト、ト……とよろけながら移動した体が、ついにグラリと傾いた。