お隣さま ~放課後のアイツと恋の距離~



「おいおい、かぐや。さっきから黙ったまんまじゃねーか」



うつむきっぱなしの川崎妹の背中を兄がバシッと叩き、視線が川崎妹に集まった。


たしかに。自己紹介したあとは一言も発してないな、この子。



「だ、だって……緊張して……」



お。しゃべった。

てか声小っさ。



「まさかお兄ちゃんが、わたしの憧れの人とお友達だなんて……」



はいっ!? 憧れの人?

やめてよ。マジ困るんですけど。