お隣さま ~放課後のアイツと恋の距離~



「……ふ……ふは……」



なぜか内側からこみ上げる笑いを、あたしは抑えることができなかった。



「はっ……あははははっ!!」



無性におかしくなってきて、次から次に笑いが漏れる。


とうとう大声で笑いだしたあたしは、フローリングに寝ころんで部屋中ゴロゴロ転がり始めた。



……言った!

ついに言ってやった!


あたしにもあんな勇気があったんだ!


明日からどうなるか考えただけで超怖いけど、とりあえず今は喜ぶことにする。