「別に、お前にお礼言われることしてねーけど」 「したよ! 超した!!」 だってさっきのモカの顔。 赤鬼みたいに真っ赤になって、悔しそうに震えてて。 いつも自信満々の女王様が、あんな風になるの初めて見た。 あ、やべ。思い出したらニヤけてきたし。 「とにかくっ、あたしは超スッキリしたんだってば。あんた最高! マジ見直した!」 「はぁ。つーかあの女、本気でうざすぎ」 アキが眉間にシワを寄せる。