お隣さま ~放課後のアイツと恋の距離~



先輩の顔が見れなくて、あたしは青い顔でうつむいていた。



「あっ、橘さん。
待たせちゃってごめんなさい」


モカが可愛らしく謝りながら小走りしていく。


そこにはアキがいて。


うつむいたあたしの視界でもハッキリわかるほど、アキはこちらをジッと見ていた……。



「……」



今すぐ消えたい。


突風に吹っ飛ばされて、どこかに消え失せちゃいたい。